八寸名古屋帯名古屋帯の名は、大正時代の末期に名古屋で考案された仕立方に由来しているようです。その名古屋帯の中でも、おしゃれ感覚を楽しめるのが八寸名古屋帯です。綿、麻、紬、小紋、色無地まで、幅広い範囲に合わせられ、紋付以外のきものなら、八寸帯さえ結べば早速おしゃれ着として着られます。

博多織の証紙献上帯(けんじょうおび)は、江戸幕府への献上品としての歴史を持ちますが、西陣織などの帯に比べて経糸(たていと)の密度が高く「一度締めたらゆるまない」と言われるほど締めやすいのが特徴です。献上柄は、かつて将軍家への献上品として納められたという特別なもの。煩悩(ぼんのう)を打ち砕くとされる独鈷(どっこ)という仏具と、仏を供養(くよう)する際に用いられる「華皿(はなざら)」という器を図案化し、何色もの絹糸を複雑に織り込むことによって細かい文様が表現されています。

花柄の着物や小紋柄の着物、大島や結城といった紬の着物にも合わせやすく、コーディネートに困った時など、何かと重宝するのが献上帯の良いところ。じょうぶで軽やか、楽に締められる博多帯は、着物で長時間外出される際などにもオススメです。この献上帯は、9月~5月ころまで、袷や単衣の着物に合わせていただけます。

博多帯の品質は「証紙の色」によって確保されています。 このページの博多帯は、同じ「金ラベル」でも伝統的な「本絹100%(本絹とは継ぎ目のない絹糸で、しかも、樹脂などでコーティング加工はしていません)」で織られています。絹紡糸(紡績糸)や樹脂は一切使用していませんので材料費は高くつきますが、2~3年で腰がなくなり「ぐにゃぐにゃ」にはなりません。日常的にお教室などで着物を着る当社の着付け講師の目は厳しく、まさに玄人志向の博多帯と言えるでしょう。

紗献上紗献上(しゃけんじょう)とは、博多織(はかたおり)特有の献上柄(けんじょうがら)で、(しゃ)八寸名古屋帯(はっすんなごやおび)のこと。つまり、夏のお洒落着(しゃれぎ)()める帯と言う位置づけです。儀式(ぎしき)に着る礼装用ではありませんので、厳密(げんみつ)衣更(ころもが)の定義を当てはめることはありませんが、気温や地域によって、ある程度自由な着方が楽しめます。国内なら5月~8月、綿(めん)(あさ)正絹(しょうけん)なら単衣(ひとえ)色無地(いろむじ)小紋(こもん)(つむぎ)に合わせます。正絹(しょうけん)の単衣には、単に裏のない単衣もあれば、()(しゃ)のような薄物(うすもの)もあります。紗献上は、小千谷縮(おぢやちぢ)み、近江縮(おうみちぢ)夏大島(なつおおしま)夏結城(なつゆうき)夏塩沢(なつしおざわ)紗縮緬(しゃちりめん)などに締めますが、最近では、()かし(おり)米沢(よねざわ)、夏の牛首紬(うしくびつむぎ)など、また、上布(じょうふ)芭蕉布(ばしょうふ)などにも合わせることもできます。いずれにしても、(だれ)もが(あこが)れ、注目の(まと)となる夏のきものは、それ(ゆえ)、知識もセンスも上級者のきものと言えるでしょう。

献上柄献上帯(けんじょうおび)(いわ)れは古く、慶長(けいちょう)5年(1600年)黒田長政(くろだながまさ)が現在の福岡である筑前(ちくぜん)領有(りょうゆう)するようになってから、毎年、幕府(ばくふ)への献上品(けんじょうひん)として博多織を送ったことに由来(ゆらい)しています。献上柄は、一般に独鈷(どっこ)華皿(はなざら)文様化(もんようか)したもの、そして、その独鈷と華皿をそれぞれ両子持縞(りょうこもちじま)中子持縞(なかこもちじま)という2種類の縞柄(しまがら)によって(はさ)んだ柄になっています。独鈷(どっこ)とは、仏像・不動明王(ふどうみょうおう)などが手に持たれている仏具(ぶつぐ)で、我々の(なや)みの元である煩悩(ぼんのう)を打ち(くだ)くと伝えられています。華皿(はなざら)は、仏を供養(くよう)する際の仏具で、華を盛る皿。縞柄は、太い線が親、細い線が子を現わしています。二人の子供を両親がかばうように囲んだ中子持縞は親子縞(おやこじま)とも呼ばれ、一方、子供たちに囲まれ親に()()うように描かれた両子持縞は、孝行縞(こうこうじま)とも呼ばれています。幕府への忠誠を示し、神仏の御加護(ごかご)と家内安全・家内繁盛を願った縁起物(えんぎもの)として重宝されました。

(資料:筑前織物株式会社)

No.1
品番 : 7679203074
品名 : 八寸名古屋帯
技法 : 博多献上帯(染匠オリジナル)
色彩 : 墨色と淡灰赤紫
紋様 : 独鈷間道(どっこかんとう)
生地 : 正絹
価格 : 49,800円
在庫 : 1

間道(かんとう)とは、(しま)織物の一種で、主として名物裂(めいぶつぎれ)時代裂(じだいぎれ)とも。茶の湯道具の茶入や茶碗をいれる袋)に用いられる名称です。昔は、漢縞、漢渡、漢唐、広東とも書かれていました。もともと「間」には混じるの意味があり、「道」は筋のこと。つまり、間道とは縞織物のことを意味しています。

間道には大別して飛鳥・奈良時代の太子間道(たいしかんとう)と、室町時代後期から江戸中期にかけて輸入された名物裂(めいぶつぎれ)に見られる多種多様の間道があります。太子間道は、赤、黄、青、白、緑に染わけた経糸(たていと)を用いて織った絣錦(かすりにしき)で素材は絹。「広東錦(かんとんにしき)」とも呼ばれ、中国南部の広東を経て我が国に伝えられましたが、原産地はインドと考えられています。広東(かんとん)間道(かんとう)と呼ばれるようになったのは室町時代からのようです。

一般に「間道」と言う場合、室町後期から江戸中期にかけて、中国や東南アジア各地から伝わった多様な縞織物のうち、珍重したものを指します。地質は、絹、木綿、あるいはその交織もありますが、いずれも多彩な配色を持つ縞で、当初は茶人によって独占され、茶の湯の道具を包むのに用いられていました。


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