No.1
辻ヶ花訪問着
- 品番 : 2213200502
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 辻ヶ花
- 色彩 : 滅紫
- 文様 : 辻ヶ花文様
- 生地 : 銀ラメ緞子
- 価格 : 98,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
辻ヶ花は、室町時代から桃山時代にかけて現れた絞り染めの一種です。辻ヶ花の由来については定説がなく、花が躑躅のように見えるところから「つつじが花」の略という説、また、たすきがたの斜格子に花を配した模様が「町の辻」に似ているからという説などがあります。その染色技法は突然現れ、不意に姿を消したことから「幻の染め」とも呼ばれ、ことさら神秘的な美しさを増幅します。多くの絞り染めは、濃い地色と白く染め残されたコントラストによって美しさを表現しますが、辻ヶ花は、その白く染め残された部分にも後から手描きで彩色します。絞り染めの強烈な色彩と手描きの柔らかい色合いの調和は、華やかと言うよりひかえめな美しさであり、渋さや格調さえ感じさせます。柄のあちこちに意味深長に描かれた「」マーク、そして枯れた花びら。何を訴えようとしているのか、まるで禅問答で出される公案(課題)のようにも思われます。
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No.2
辻ヶ花訪問着
- 品番 : 6858200501
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 辻ヶ花
- 色彩 : 漆黒
- 文様 : 辻ヶ花文様
- 生地 : 銀ラメ緞子
- 価格 : 98,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
辻ヶ花は、室町時代から桃山時代にかけて現れた絞り染めの一種です。辻ヶ花の由来については定説がなく、花が躑躅のように見えるところから「つつじが花」の略という説、また、たすきがたの斜格子に花を配した模様が「町の辻」に似ているからという説などがあります。その染色技法は突然現れ、不意に姿を消したことから「幻の染め」とも呼ばれ、ことさら神秘的な美しさを増幅します。多くの絞り染めは、濃い地色と白く染め残されたコントラストによって美しさを表現しますが、辻ヶ花は、その白く染め残された部分にも後から手描きで彩色します。絞り染めの強烈な色彩と手描きの柔らかい色合いの調和は、華やかと言うよりひかえめな美しさであり、渋さや格調さえ感じさせます。柄のあちこちに意味深長に描かれた「」マーク、そして枯れた花びら。何を訴えようとしているのか、まるで禅問答で出される公案(課題)のようにも思われます。
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No.3
京友禅訪問着
- 品番 : 6658205001
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 京友禅
- 色彩 : 濃藍紫色
- 文様 : 有職文様
- 生地 : 三越縮緬
- 価格 : 99,800円
- 在庫 : 1
- 参照 :
この訪問着は、伊勢型伝統工芸士「加納昭一」氏の作品です。通常は伊勢型小紋が多いのですが、この作品は訪問着ですので、中でも最上位の逸品と言えるでしょう。なぜなら、小紋の場合は40cm程度の型紙を繰り返し染めていきますが、訪問着の場合は、袖、肩、身頃、裾など、すべて異なるデザインの型紙を使わなけれなりません。つまり、それだけの型紙が必要で手間と時間がかかるというわけです。
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No.4
伊勢型訪問着
- 品番 : 2149261702
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 伊勢型
- 色彩 : 墨黒
- 文様 : 江戸小紋(Washable対応可)
- 生地 : 三越縮緬。絹100%。38cm×13m。700g
- 価格 : 125,000円
- 在庫 : 1
- 参照 : 江戸小紋両面染めは、こちら
江戸小紋は、武士の裃から発展したもので、江戸時代の初期、寛政(1789~1801)年間、徳川家康から3代目の徳川家光の時代に「裃小紋」として急速に普及しました。 江戸に集まる各地の大名は、家の威信をかけて駕籠や裃などで豪華さを競うようになります。そこで幕府は、武士の本分「質素倹約・質実剛健」を旨に、派手にならないように奢侈禁止令を出します。いわゆる贅沢禁止令で、豪華で派手なものは着るなという「御触れ」です。 そこで、各大名は派手に見えないように裃の色数を抑え、まずはグレーや茶色などの地味な一色にしました。しかし、色や色数を抑える一方で、柄の細かさを競うようになります。遠目には無地に見えても、実は非常に細かい文様を染め込みました。最も緻密なものでは、わずか3cm四方に800~1200粒もの模様が彫られていたそうですから、周囲を仰天させたと伝えられています。つまり、派手さを抑え、地味で渋さの中にも高度な技術を駆使し、大名としての威厳と品格を誇示したのです。 この訪問着は、江戸小紋柄の数種を絵羽付け(生地の縫い目で柄が連続していて絵羽模様ともいう)に染め上げた高級品です。なぜなら、訪問着では、上前、後身頃、両袖においても同じ文様はなく、型紙の連続的な繰り返しによる染色方法では染めることはできません。つまり、上前、後身頃、両袖など、すべての部位で異なる型紙を使用しているわけです。その型紙の枚数は、少なくとも50枚~60枚になるのではないでしょうか。このように途方もない時間と労力、緻密な作業によって染め上げられた江戸小紋柄の訪問着は、高級品というより、もはや芸術品とも言うべき着物なのかも知れません。いずれにしても、高度な技術と自制された色合いからは、渋いながらも大名としてのプライド、反骨精神、武士の魂を感じさせてくれます。(資料:きものカルチャー研究所「初等科テキスト」)
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No.5
京友禅訪問着
- 品番 : 2514202103
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 京友禅
- 色彩 : 漆黒
- 文様 : 鹿の子に花
- 生地 : 三越縮緬(正絹)
- 価格 : 188,000円
- 在庫 : 1
- 参照 : 美意識が現れる
年齢を問わず美しく装いのできる訪問着は、格式あるきものの中でも、お洒落感覚を持ち合わせ、その用途も社交着からお洒落用まで幅広く着られます。きもののセンスを楽しみ、また、そのセンスを発揮できるのも訪問着の魅力です。準礼装の位置付けではあるものの現代の着物の主役であり、とりわけなくてはならない晴れ着のひとつです。
可愛らしい鹿の子文様に、また、可愛らしく小花が描かれ、落ち着いた黒地で全体的には上品な雰囲気になりました。お若い方から年配の方まで、幅広くお召しいただけます。
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No.6
十日町友禅訪問着
- 品番 : 2514202102
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 十日町友禅
- 色彩 : 漆黒
- 文様 : 四君子文様
- 生地 : 三越縮緬(正絹)
- 価格 : 198,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
漆黒とは、漆のような艶のある豪華な黒です。生地にはしっかりした三越縮緬を使い、四季おりおりを代表する日本の花、牡丹、紅葉、桔梗、萩、竹、桐など、伝統的な四君子文様を上品に染め上げました。上半身はすっきりとシンプルに無地感覚ですので、背の高い人でも低い人でも関係なく似合います。帯は、金銀の箔錦、豪華な唐織などが良いでしょう。
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No.7
京友禅訪問着
- 品番 : 7120206501
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 京友禅
- 色彩 : 淡紅藤
- 文様 : 扇面御所解文様
- 生地 : 三越縮緬
- 価格 : 198,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
四季折々の草花を描写する伝統的な御所解文様を枯山水のタッチで描き上げました。優しく落ち着いた色調からは品位と格調が漂います。40代から70代まで着られますが、帯次第ではお若い方でも十分着こなせます。金銀の帯なら無難に合いますが、濃い地色の帯なら粋にもなるでしょう。
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No.8
京友禅訪問着
- 品番 : 7120206503
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 京友禅
- 色彩 : 白花色
- 文様 : 絵草子文
- 生地 : 変わり無地縮緬
- 価格 : 198,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
重厚な変わり無地縮緬を白花色の裾暈しで「はんなり」と染め上げ、御伽草子のような文様が描かれています。上品さと愛らしさと奥ゆかしさのある訪問着です。帯は、その雰囲気を壊さないような白地で優しいトーンの袋帯がお勧めです。
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No.9
西陣御召(皇室献上寿光織)訪問着(単衣/袷)
- 品番 : 8708261101
- 品名 : 訪問着(単衣/袷)
- 技法 : 西陣御召(皇室献上寿光織)
- 色彩 : 蕎麦切色
- 文様 : 市松有職文
- 生地 : 御召縮緬(正絹Washable)
- 価格 : 198,000円
- 在庫 : 売約済み
- 参照 : 無地お召しは、こちら
この訪問着は、特殊な二重組織で織られた風通御召という紋御召のひとつです。風通御召の特徴は、二重の経糸・緯糸を用いて織られ文様の部分で表裏の糸が入れ替わり、表と裏の文様が反対の配色になります。 御召は、その名が示すとおり、もともと天皇や将軍の「お召し物」という意味ですが、先染めの織物でありながらも礼装のきものとしても着られることから、きものTPOでも別格の扱いをされ、「上級者のきもの」、「最高級品のきもの」として知られています。お茶席などで家紋が必要な場合には、染め抜き紋は入りませんので縫い紋にします。
地色は、江戸好みの蕎麦切色です。蕎麦切色は、蕎麦を切ったときの色で、ごく僅かに黄味の明るい灰色ですが、派手さを抑えた日本女性には映りの良いシックな色です。
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No.10
京友禅訪問着
- 品番 : 8623206001
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 京友禅
- 色彩 : 霞色
- 文様 : 色紙文
- 生地 : 正絹変り三越縮緬
- 価格 : 250,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
霞色とは、霞のような色で、わずかに紫味の灰色のこと。色紙文とは、和歌や俳句、草花や風景などが描かれた色紙を配した文様です。おとなしく上品な地色に四季折々の草花ですので季節を気にせず、末永く着られます。
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No.11
十日町友禅訪問着
- 品番 : 2514204102
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 十日町友禅
- 色彩 : 暗藍紺
- 文様 : 抽象柄
- 生地 : 三越縮緬(正絹)
- 価格 : 350,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
この訪問着は十日町友禅ですが、伝統的な染色技術にこだわらない斬新で抽象的なデザインで染め上げています。すっきりとした色彩で、渋くて小粋な雰囲気が魅力です。お若い方から年配の方まで帯次第で着られます。
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No.12
総絞り訪問着
- 品番 : 7577207002
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 総絞り
- 色彩 : 黒白
- 文様 : 総鹿の子絞り流水桜菊文
- 生地 : 緞子縮緬
- 価格 : 380,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
鹿の子とは、小鹿に見られる白い斑点に似ているところから言われた文様です。鹿の子絞りは、まず白生地の5mm幅程度をつまみ、糸でぐるぐると5~6回巻き、縛ります。それを染料につけて、全体を染めます。 染め上がった後で、糸を解くとその部分は染料がしみ込まずに白く残り、柄となります。このような単純な染め方から、辻が花のような複雑なものまで、豪華さと高級品の代表格として根強い人気があります。この訪問着は、総絞りですので、高級品の中でも最高級品と言えるでしょう。
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No.13
京友禅訪問着
- 品番 : 5514208102
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 京友禅
- 色彩 : 濃藍紺
- 文様 : 桜、松、藤
- 生地 : 三越縮緬(正絹)
- 価格 : 398,000円
- 在庫 : 1
- 参照 : 美意識が現れる
この訪問着は、加賀友禅の技法を元に金沢以外の地で制作されています。従って、加賀友禅の特徴である「虫食い」文様が見られませんが、金彩や刺繍などは使わず、優しく落ち着いた色調を基本に筆の運びは加賀特有の「内刷毛使い」によって描かれています。「内刷毛使い」とは、花や葉を良く見ればわかるように図案の輪郭、すなわち外側から内側へと筆を運ぶ描き方です。実は、この作家は加賀友禅の下請け職人として活躍されていた時期もあります。今では、産地偽装との批判を受けますので、加賀友禅として出品することはできませんが、本場の加賀にも勝るとも劣らぬセンスと技術の持ち主であることは明白です。本場の加賀で制作されれば、そのブランド力で80万円はくだりません。そんな理由から、30年前、この作家を求めて全国を探し回りました。それが縁で、今でも加賀友禅調の上品で優雅な訪問着や色留袖を安価で提供し続けてもらっています。
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No.14
加賀友禅訪問着
- 品番 : 6958263102
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 加賀友禅
- 色彩 : 淡桜色
- 文様 : 南風に乗って
- 生地 : 三越縮緬
- 価格 : 398,000円
- 在庫 : 1
- 参照 : 美意識が現れる
加賀友禅の魅力は、貴族趣味的な品格、そして何と言っても繊細な色彩と上品な趣にあります。写実的な描写は実は空想の世界のもので、たとえば梅の木に桜の花が咲き、しだれ桜に椿の花が咲く、と言うような抽象表現によって描かれています。
もっとも代表的で不思議な特徴の一つに、「虫食い」表現があります。今を盛りに咲き誇る絶頂期の花の描写の中に、なぜか虫に食われた葉っぱがポツリ……人の世のはかなさ、哀調をおびた風情には仏教思想と深いかかわりが伺えます。
図案の作成から色ざしまで一人で描きあげる加賀友禅には、その独自の伝統によって、作者の意図がより鮮明に表現されているのです。加賀友禅は、きものの中でも特に高級品で、振袖、留袖、訪問着など100万円以上の商品も珍しくありません。また、加賀友禅は、その名の通り、九谷焼、輪島塗などとともに石川県(金沢市近郊)で生産されています。
(資料:きものカルチャー研究所初等科テキスト)
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No.15
加賀友禅訪問着
- 品番 : 6958263103
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 加賀友禅
- 色彩 : クリーム
- 文様 : 石南花
- 生地 : 三越縮緬
- 価格 : 398,000円
- 在庫 : 1
- 参照 : 美意識が現れる
加賀友禅の魅力は、貴族趣味的な品格、そして何と言っても繊細な色彩と上品な趣にあります。写実的な描写は実は空想の世界のもので、たとえば梅の木に桜の花が咲き、しだれ桜に椿の花が咲く、と言うような抽象表現によって描かれています。
もっとも代表的で不思議な特徴の一つに、「虫食い」表現があります。今を盛りに咲き誇る絶頂期の花の描写の中に、なぜか虫に食われた葉っぱがポツリ……人の世のはかなさ、哀調をおびた風情には仏教思想と深いかかわりが伺えます。
図案の作成から色ざしまで一人で描きあげる加賀友禅には、その独自の伝統によって、作者の意図がより鮮明に表現されているのです。加賀友禅は、きものの中でも特に高級品で、振袖、留袖、訪問着など100万円以上の商品も珍しくありません。また、加賀友禅は、その名の通り、九谷焼、輪島塗などとともに石川県(金沢市近郊)で生産されています。
(資料:きものカルチャー研究所初等科テキスト)
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No.16
加賀友禅訪問着
- 品番 : 8623208001
- 品名 : 訪問着
- 技法 : 加賀友禅
- 色彩 : 退紅
- 文様 : 四君子文
- 生地 : 正絹三越縮緬
- 価格 : 800,000円
- 在庫 : 1
- 参照 :
加賀友禅の魅力は、貴族趣味的な品格、そして何と言っても繊細な色彩と上品な趣にあります。写実的な描写は実は空想の世界のもので、たとえば梅の木に桜の花が咲き、しだれ桜に椿の花が咲く、と言うような抽象表現によって描かれています。
もっとも代表的で不思議な特徴の一つに、「虫食い」表現があります。今を盛りに咲き誇る絶頂期の花の描写の中に、なぜか虫に食われた葉っぱがポツリ……人の世のはかなさ、哀調をおびた風情には仏教思想と深いかかわりが伺えます。
図案の作成から色ざしまで一人で描きあげる加賀友禅には、その独自の伝統によって、作者の意図がより鮮明に表現されているのです。加賀友禅は、きものの中でも特に高級品で、振袖、留袖、訪問着など100万円以上の商品も珍しくありません。また、加賀友禅は、その名の通り、九谷焼、輪島塗などとともに石川県(金沢市近郊)で生産されています。
(資料:きものカルチャー研究所初等科テキスト)
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