日本の風土は高温多湿の為、むかしから日本人は衣類の保管に悩まされてきました。さらに、地形的にも島国で山岳地帯も多いので、海や山に近い場所では特に湿度が高くカビや虫が発生する原因にもなってきました。最近では乾燥する冬でも加湿器の普及により、部屋の湿度が高まるようになりました。都会のマンションの押入の中は、1年中湿度が下がらないとも言われています。このような環境で桐は効力を発起します。
桐自体の組織の中にチロース構造というミクロの小部屋が無数に広がっています。これが湿度に敏感に反応して桐の素材自体が膨張したり収縮したりするのです。
桐材は多孔湿だから保温効果が大きいのです。その為に炊いたご飯が冷めないようにする為に「おひつ」にも用いられていました。
桐は他の木材より着火点が一番高いのです。(木材に火がつく温度を着火点、炎となって燃え出す温度を発火点と呼んでいます)
桐にはタンニン、パウロニン、セサミンといった成分が含まれており、これらが防虫効果をもたらせています。
桐の比重は、水を1とするとわずか0.3です。つまり日本列島に育つあらゆる木の中で一番軽い樹木です。
この桐タンスはメーカー直送のため料金前払いで、到着日時の指定ができません。あらかじめご了承ください。
きものの収納には、やはり桐のタンスが一番です。特に日常的に着物を着る人にとっては、きものの出し入れは簡単かつスピーディに、しかも、シワが付いたり、型崩れしたりしてはいけません。着物は、いつでもキリッと折り目正しく着たいものです。このタンスは、ロウ引き仕上げをされた総桐五段タンス(メーカー小売希望価格:54,450円)です。外材を使用していますので、決して家具としては一級品と言うわけでは有りませんが、軽くてコンパクトですから場所も取らずクローゼットなどにも入るでしょう。当社が運営している着付け教室などでは、練習用の着物や帯を入れるために、2棹(さお)、3棹(さお)と重ねて利用されています。たとう紙に入った着物なら一段に2枚、たとうしに入れず着物のままですと3枚は入ります。なお、タワーマンションなどで重ねて利用される場合には、転倒防止のために「耐震マットP-N30L(プロセブン社は染匠の姉妹会社です)」をお勧めしています。
日常的に着物を着られる方に重宝されるのが「帯専用タンス」です。袋帯や名古屋帯のをたたんだ長さに作られていますので、収納スペースに無駄がなく、すっきり整理整頓が行えます。この帯箪笥には、キャスターがついています。収納庫にも楽々移動できますのでとても便利です。
この桐タンスは、メーカー直送のため料金前払いです。なお、到着日時の指定はできません。予めご了承くださいませ。
着物愛好家のための総桐タンス15段です。1段に2~3枚入りますので、30枚から40枚程度の着物が収納できます。着付教室、レンタルショップ、あるいは、ヘビーユーザー向けの箪笥です。
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