両面(りょうめん)染(ぞ)めの中でも最も難しいとされる「絽(ろ)の江戸(えど)小紋(こもん)」の両面(りょうめん)染(ぞ)めです。生地(きじ)の厚(あつ)さが僅(わず)か0.3mm、しかも、全体に針先(はりさき)ほどの気孔(きこう)がある表裏に精緻(せいち)な江戸小紋を鮮明(せんめい)に染め上げることを可能とする京友禅(きょうゆうぜん)は、まさに世界一の染色技術「Made in Japan」と言えるでしょう。
温暖化(おんだんか)が進み、年々絽(ろ)の着物を着る期間が長くなってきました。気象庁(きしょうちょう)も気温(きおん)25℃を超(こ)える日は夏日(なつび)としていますので、五月の連休明けから九月の秋分(しゅうぶん)の日くらいまでは絽の着物で過ごせます。